【まとめ】7つの習慣

7つの習慣

めっちゃ有名な本
原作は難しいから、漫画版にて。

7つの習慣の前に大切なこと

インサイドアウトという言葉をご存知でしょうか。

人は物事を自分のみたいように見ています。
他の人をみて間違っていると思っても、相手のほうが正しいことがあります。
人は誰でも自分の経験や知識を参照して世界を見ているものです。これは客観的な人間と思っている人でも逃れることができません。
この真理に気がつかない人は物の見方が狭い人になってしまいます。
自分が成功しないことを、周りの人や環境にしてしまいます。そうではなく、まず周りを見る見方を変えることが大切となります。

自分の見方が正しくて、相手が間違っているというパラダイムを持ち続けていたら危険です。
他人や組織、環境が変わらないと自分の外側(アウトサイド)が変わらないと結果も変わらないというのが「アウトサイドイン」という考え方です。
そうではなく、自分の内側(インサイド)考え方、人格、動機が原則にあっているか気をつけ行動を変え結果を引き寄せようとする意識を「インサイドアウト」と呼びます。

7つの習慣の大前提となる重要な考え方です。

 

7つの習慣

第1の習慣 主体的である

主体的とは自分の人生の責任を自分でとるということである。

主体的でない人は、仕事でミスをしたり恋人にフラれたり嫌なことがあるとすぐに周りの性にしてしまいます。
嫌な目にあったとすればそれを防ぐために何かできたはずなのに、そうしないことを選択した自分の問題があると考えたほうがよい。

人は環境や刺激に反応する生き物です。
その反応を当たり前のように受け流してはいけない。
刺激に反応したことを自覚することが大切である。

自覚することができれば、その刺激に対しての行動は自分で選択することができる。
自覚することを意識すれば、周りが動くのを待つのではなく自らの責任で行動を起こせるようになる。

 

第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

自分が亡くなった時の葬式を想像したことがありますか?
その時参列してくれてる人はどのような話をしているでしょうか。

「終わりを思い描くことから始める」とは自分の最後を思い描きそれを念頭に置いて行動するということです。
人生の終わり(目的)を見出すには生活の中心を考えることが大切となる。
生活の中心とは、自分ができることはなにか、自分が大切にしているものは何かをはっきり意識することが大切。
中心として置くものは人や物のでは行き過ぎた依存が生まれてしまいバランスが崩れてしまうことがある。

中心として置くべきは「原則」である。
原則とは「公平さ、誠実、勇気」などの原則は普遍的で価値を失うことがない。
人や物ではなく、このような価値観を中心において人生の目的を具体的に考え終わりを描いていく。

 

第3の習慣 最優先事項を優先する

人間活動は4つの領域に分けることができる。
1.緊急かつ重要なこと
2.緊急ではないが重要なこと
3.緊急で重要ではないこと
4.緊急でも重要でもないこと

上記の4つにわけられる

多くの人は1の活動に時間をとられている。
これは当然のことであるが、忙しく疲れも溜まってしまうので長続きはしない。
そのため4のムダな活動に逃げてしまいたくなる。
しかし重要なのは2の活動です。

2の活動には成長に役立つ活動や、1の準備活動も含まれています。
2の活動を増やすには、3,4の活動を減らすことを意識すればよい。
3の活動を減らすのは難しいが、自分の原則に照らし合わせて、ノーと断るようにすることが大切になる。

第4の習慣 Win – Winを考える

「勝者がいれば、必ず敗者がいる」という考えは間違いです。
Win – Winとは「自分も勝ち、相手も勝つ」ということです。
お互い利益となる結果を見つけようとする考え方と姿勢のことをいいます。
この考えは人生を競争と捉えるのではんく、協力の場ととらえます。

そのため場合によっては「取引しない」という選択も1つになります。
どちらかが妥協する解決案しかない場合は、どちらも選択しないという考え方です。

Win – Winを成り立たせるには
1.人格
2.関係
3.合意
4.システム
5.プロセス
が必要になります。

1の人格は1~3の習慣で築いた人格
2はそのような人格の人たちとの人間関係
3は相互に期待することを明確にする
4はWin – Winが評価されるシステムではる。実際Win – Loseになっているケースも存在する。
5は第5, 6の習慣でとりあげる

 

第5の習慣 まずは理解に徹し、そして理解される

Win – Winの関係を築くためには「聴く」ことが大切である。
人は自分の過去の体験や知識と照らし合わせて相手の話を聞いてしまうことが多い。そのため同意したり、質問したり助言したりしがちになってしまう。
このような聴き方ではなく、重要なのは「共感による傾聴」が重要になってくる

共感による傾聴を身につけるには
1.相手の中身を繰り返し
2.相手の中身を自分の言葉に置き換えて
3.相手の感情を言葉にする
4.2と3を同時におこなう。
つまり相手の中身を自分の言葉に置き換え、相手の感情を言葉にするということです。

 

第6の習慣 シナジーを創り出す

シナジーとは個別のものを合わせて、個々の和より大きい成果を得ること。
簡単にいうと1 + 1が2ではなく3にもそれ以上にもなるということです。

シナジーの本質は「違い」を尊重することにある。
自分の考え方や能力の限界を認め、相手の長所から学ぶ。
このように相手との違いを尊重することが大切です。

シナジーを創り出すにはコミュニケーションの度合いが重要になってきます。
信頼度も協力度も低い場合は、「防衛的コミュニケーション」になり、
信頼と協力がやや高まると「尊敬的コミュニケーション」となり、ある程度の相互理解はうまれるが共感による傾聴には至らない。
信頼と協力がさらに高まると「シナジー的コミュニケーション」になる。

この段階にくれば、双方が得するWin – Winの関係になれる第3の案というものが生まれてくる

 

第7の習慣 刃を研ぐ

刃とは自分自身のことである。
第1~6の習慣を果たすためにもっとも重要な要素です。

自分自身をつくっている4つの要素(肉体、精神、知性、社会・情緒)をバランスよく研ぐ時間をとる習慣が第7の習慣である。

肉体の刃を研ぐというのは適度に運動し、しっかり睡眠を取り健康な体を維持する
精神の刃を研ぐのは自らの価値観を深く見つめる。刃の研ぎ方は人それぞれです。瞑想をしたり、読書、自然にいくなど様々な方法があります。
知性の刃を研ぐのは継続的に学ぶということ。自分の目的や価値観にあったものを情報収集し選択する力を身につけよう。
社会・情緒の刃を研ぐのは人間関係において自分の価値観に忠実に振る舞うことである。
まず第1,2,3の習慣をみにつけ自立し、第4,5,6を実践することが大切

 

まとめ

本編は難しそうだったので漫画で読みました。
漫画だとサクっとよめます。

7つの習慣の前にまずは「インサイドアウト」を意識して今から生きてみようかと思います。

 

 

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