樺沢紫苑さん著書の「学びを結果に変えるアウトプット大全」の要約です。
目次
そもそもアウトプットとは?
インプット・アウトプットという言葉は頻繁に使われると思いますが、みなさんちゃんと意味をご存知ですか?
この本では
インプットを
・読む
・聞く
とし
アウトプットを
・話す
・書く
・行動する
と定義しています。
最後の行動するというのが、とても重要です。アウトプット(行動する)を行うことにより、現実世界を変えることはできます。
アウトプットの重要性
インプットは本や、講演会などで情報を脳に入れることです。
情報を脳にいれてもアウトプットをしなければその情報は、定着せず忘れてしまいます。そのため何かインプットをした後はすぐにアウトプットすることが重要です。
2週間に3回使った情報は長期記憶される
脳の仕組み上、インプットしても使わなければ長期の記憶として脳に保存はされません。脳に長期記憶として保存するためには「インプットした情報を何回も使用(アウトプット)」することは大切です。インプットしても1度も使用されない情報は脳に定着しないため、全く意味がありません。
最低2週間に3回アウトプットすることにより、長期記憶として脳に保存されます。
インプットとアウトプットの割合は3:7
インプットとアウトプットの割合は3:7の割合で行うのがベストです。
インプットだけして、アウトプットをしなければ現実世界は変わらないです。
コロンビア大学の実験によると、インプットの時間の2倍アウトプットに費やしたときの方が試験の結果がよかったとなっています。
アウトプットは話すより書く方が定着する
アウトプットは「話す」より「書く」ほうが圧倒的に脳に定着する。
また書くときは、タイピングよりも、手書きの方がより定着しやすくなっています。
ブログ等を書き出す場合は時間制限をつけて意識して書くことが大切です。
アウトプット方法7選
この著書の樺沢紫苑さんはアウトプットの方法で7つ紹介しています。
1.日記を書く
2.健康について記憶する
3.読書感想文
4.情報発信する
5.SNSに書く
6.ブログに書く
7.趣味について書く
いずれも実践がしやすいものとなってます。
これらのいずれも、アウトプット力向上、自己洞察力・ストレス耐性の向上、「楽しい」を発見する力、ストレス発散、幸福度アップなどのメリットがあります。
まとめ
インプットばかりで、アウトプットをしていない人にはおすすめの1冊です。
アウトプットの「話す」「書く」の方法を詳しく記載されています。
もう少し詳しく読んで実践したい人にはおすすめです。