雑記

【雑記】奨学金のおはなし

奨学金

奨学金の返済に苦しむ若者ということで、たまにニュースになっています。
(社会問題?になってるかも)

そんな奨学金の話です

そもそも奨学金とは

そもそも奨学金とは日本学生支援機構(JASSO)という機関が大学、短大、専門学校などで学ぶ人を対象に貸付がされる制度です。

奨学金には2種類あって、給付型と貸付型です。

給付型は返済義務がありませんが、貸付型は返済義務が生じます。
給付型は親の収入状況や学校の成績など関係するため、給付型をもらえる人はあまりいません。

ほとんど多くの人が貸付型の奨学金を借りていると思います。

この貸付型の奨学金を借りている人たちで、返済できなくて苦しむ人が増えているみたいです。
よく大学卒業と同時に何百万の借金を背負った。みたいなのみると思いますが、給付型の奨学金を借りているとこのようなことがおこります。

奨学金の利率

奨学金の利率っていくらくらいかご存知ですか?

変動と固定とかややこしいですが、とりあえず固定利率で見てみます。
去年の令和元年の利率ですと0.15%~0.07%になっています。
この数字だけみても、利率が高いか低いかわからない人もいると思いますので、他と比較してみましょう。

国の教育ローン:1.7%
車のローン  :2.5%
住宅ローン  :0.4%
カードローン :15%

一応比較としてパッと調べたものを記載してみました。
金額が膨大な住宅ローンでも利率は0.4%ほどあるみたいです。
街金のカードローン (アコムやプロミスなど)の利率は普通の人だと18%とかです。銀行系のカードローンは15%くらいです。
それに比べると奨学金の利率がいかに低いかわかるかと思います。

奨学金の利率は上限が3%ときまっており、それを超えることはありません。
しかし過去最高でも1.5%ほどで上限の3%にはいったことがありません。

奨学金は他と比べても利率は格安ということがわかります

奨学金の必要性

奨学金に苦しむ人が多い中、そもそも奨学金を借りる必要があるのかという疑問を持ってしまいます。

卒業と同時に何百万の借金を背負ってまで進学をする必要があるのでしょうか。
そもそも私立の学校ではなくて、国公立なら授業料が安いので、そちらを目指すのも1つだと思います。また国公立には授業料免除という制度も存在しています。これは学費が1年間無料になるので、奨学金よりいいです。

僕自身奨学金は借りずに大学卒業までできましたが、それは大学が私立ではなかったというのは大きいです。
兄弟全員国公立に進学して授業料免除にもなっているので、他の家庭に比べると圧倒的に教育費は抑えられています。

家庭の事情で奨学金を借りるのは仕方ないことですが、最低限自分で努力してなるべく借りない選択をすることは必要だと思います。

 

もし返済できない場合は?

貸付型の奨学金を借りている人は返済義務があります。
もしお金がなくて返済できない人は、そのことを必ず連絡しましょう。

連絡するのはとてもめんどくさいと思いますが、連絡しないほうがあとあとのことを考えるととてもめんどくさいことになります。

お金なくて返済できないことを伝えると、返済をまってくれることも可能だと思います。
僕自身お金がなくて税金の支払いを滞納していた時期がありましたが、役所にいってそのことを伝えると支払いは待ってくれました。
連絡しないと差し押さえの手続きをされるみたいですので、返済できない人はすぐに相談しましょう。

放置が一番ダメです、すぐに連絡してください。

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