僕がいっていた大学は総合大学ではなく、人数もすくない地味な大学であった。
そんな中でも唯一おしゃれというか、可愛い人もカッコイイ人もいた学科があった。その学科の友達が仲が良かったので、その学科の他の人とも仲良くなっていた。
4回生になったときにその学科では、5年日記というものがはやっていた。
5年日記はその名前通り、1つの日記帳で5年分もかけるものである。
1ページに5年分わけられており、縦で5年分同じ日付を並べてみることができる。
4年前の今日は北海道にいた、3年前は夜勤の仕事をしていた、2年前は飲みにいってた、みたいなことを簡単にみることができる。
なぜかわからないが、おしゃれな感じの学科内ではこの5年日記が流行っていた。
なんとなく面白そうと思って自分も購入して日記をつけることに。
ぶっちゃけ毎日書くことなんて一切ない。
毎日日記を書く内容があるのはハム太郎にでてくる飼い主の「ロコちゃん」くらいではないだろうか?
でもみんなやってるし、5年後みたときにはイイ思い出になるかなと興味本位で描き始めた5年日記が5月で5年目を迎えた。
この5年日記は、他の人は1ヶ月せずにみんな辞めたみたい。
自分は毎日書くのがめんどくさいし、1ヶ月まとめて書いたりしてたから続いただけかもわからない。
5年目に突入したので、5年日記をやっててよかったこと、悪かったことをあげてみようと思う。
良かったこと
過去の今日になにしてたか一眼でわかる。
3年前の今日なにしてたかわかりますか?誰と過ごしたとか、なにがあったとか
これが書いてあると懐かしい気持ちになります。
また環境が変わり当時遊んでいた人と、今遊ぶ人が変わっていることもあります。そんなとき日記に当時のことが書いてあると、この人は今何してるんやろうとなって連絡とってみたりもできます。
昔の悩みがかかれている。
その当時の悩みが書かれていたりします。そのときは真剣に悩んでいたことも時が経つと悩んでいたことすら忘れます。
悩んで行動した結果が今につながっていて、後悔がうまれることありますが生きているので問題ない。
こんな昔の悩みをみると、今の悩みも来年には忘れていてまた新しい悩みが生まれていると思うと、今の悩みや辛いことなんて一時的なものでそんなに真剣に考える必要もないかと楽な気持ちにさせてくれます。
悪かったこと
黒歴史なども書かれている
たとえば当時付き合っていた女の子と遊んだことや、恥ずかしいことなども書いていると読むたびに恥ずかしくなります。
付き合った女の子が変わることもあります。今付き合っている人に日記を見られると過去のことが書かれているので恥ずかしいし、最悪別れ話になる可能性もあります。(昔の女の子のことしか書いていないなどで)
書くのがめんどくさい
ぶっちゃけ書くのがめんどくさい。
これが一番。めんどくさいから1ヶ月くらいまとめて書くけど、思い出せないこともある。基本的にグーグルマップのタイムライン(どこにいったか記録しているもの)をみて書いているけど、たまに記録として残ってないとかけなかったりする。
本来はロコちゃんみたいに毎日書くのがいいはずだが、継続することが苦手な人間には難しい話である。
まとめて書くのもいいけど1時間とかかかるし、字かくので疲れてしまう。
まとめ
生まれてから日記など小学校の夏休みの絵日記くらいしか書いたことなかったが、この5年日記に出会ってから一応毎日なにしたか振り返ることができる。
人にみられたら恥ずかしいが、それ以上に過去の思い出がつまっているので見返すのは楽しいことである。
もし日記をつけようと思っている人がいるのなら5年日記という選択肢を考えてみてもイイかもしれない。
明日もきっといいことあるよねハム太郎。